ももいろのもも

『シャンカル』　インド

2004年2月20日。

世界一周グルメの旅。今回の旅先はインドです。
N氏、太郎ちゃん、ももの激辛トリオが向かったのは
本場インド料理レストランシャンカル。
このお店、繁華街とは別のオフィス街にあるというのに、
美味しいと評判で、今夜もお店は大繁盛。
フレンドリーなインド人のおじさん（オーナー？マスター？？）が笑顔で出迎えてくれました。

お料理は、ペアセットがお得なのでそれを1つと、あとは単品でオーダーすることに。

生ビールを飲みながらパッパルをつまみ、いよいよインド気分も高まったところで、
大好物のサモサと、ドレッシングがとっても美味しいサラダが登場！


マハラジャビールにもトライ⇒
違和感なく普通に美味しかったけど、ちょっと酸味があるビールだったわ～

お次はシークカバブとタンドリーチキン！

シークカバブは大～～好きなんだけど、どっちかと言うとインド料理のよりも、この前食べたトルコ料理の方が好きな味だなぁ～～～
似たような料理でも、国や地方によって使う香辛料が全然違うのよね。

ここまでのお料理。とってもお味は美味しいんだけど、全然辛くないお料理でした。
神戸にはインド料理のお店がたくさんあるけど、お店によって辛さは全然違うのよね。ここはマイルド系の味みたい。
モチロン、いくら激辛好きの私とはいえ、辛くなくてもマイルドで美味しいインド料理も好きよ♪
要するに美味しければ…
ところが、マイルド指向のようなこのお店も、カレーだけは
←のようなシステムになっていて、
辛さを選べるのね。
で、そのインド人のおじさんに
「私たちめちゃめちゃ辛いのが大好きなんだけど、
どのぐらいのレベルのを食べたらいい？」
と、相談。。。
すると、セットのカレーは2種類出るので、
10倍と20倍を1つずつ作ってあげると言ってくれたの。
しかも、本来はチキンカレーとシュリンプカレーなんだけど、
エビがダメな私のために、ほうれん草とじゃがいものカレーにチェンジしてくれました。
あぁ、なんて親切なインド人！！

ということで、出てきたのが10倍のほうれん草カレーと、20倍のチキンカレー。


ワクワクしながら一口パクリっ！！！
「……………え？？？」
「……………甘い…」
「……………カレーの王子様みたい…」
どちらのカレーも美味しいんだけど、、、味は文句ないんだけど、、、
辛いカレーが食べたかった私たちにとっては……とっても不本意。

一緒に出てきたのがびっくりする程の特大プレーンナンと、玉ねぎ入りのナン。

このナンがほんのり甘いので、カレーが一層甘く感じちゃうのよね。
（でも、ナンもすっごく美味しかったんだけどさ）

物足りない私たちは次に一気に50倍のマトンカレーを追加です。
50倍だよ～～～！　最高レベルだよ～～～！！
お店に対して何て挑戦的な私たちの態度でしょう。。。

「これでもダメだったらまだ方法はあります」と、言いながら持って来てくれたインド人。


じゃあ頂きましょう！
「………今までのとあんまり変わらないような…」
「………少しは辛いけど、大した辛さじゃないよね？」
「………ウチで作るカレーの方がずっと辛いわ」

マトンはとても柔らかく、臭いもクセもない美味しさだったんだけど、
せっかくだから満足いく辛さのカレーを頂きたい…
ということで、『ダメだった時の方法』とやらをお願い。
出てきたのは、この真っ赤なソース。
これを少しずつカレーに混ぜながら食べるように勧められました。
………が、、、
私たちは、これを一気に全部カレーにブチまけて混ぜ混ぜ。。。


すると、辛さが増して更に美味しいカレーに変身です！

それでも、辛さ的にはココイチの5辛とか、カラカラの10番のが辛いんだけどね。
インド人が考える、カレーを美味しく食べられる限界がココってことなのかなぁ…


そういうわけで、もうお腹いっぱいで動けなくなっちゃうぐらいインドのお味を満喫したインデアン・ナイトでありました。
とっても美味しく大満足だったわ～～～～♪